五月病(セロトニン不足?)

五月病

「五月病」は正式な医学用語ではありません。5月頃になると現われる精神的な不安定状態の総称です。環境の変化に適応できないことに起因する症状で、抑うつ気分、焦り、不安感、無気力、無関心、不眠、強い疲労感など、うつ病に似た心身の不調やスランプを訴える場合が多いようです。一過性な場合が多いようですが自律神経失調症に陥ったり、消化器系の症状 (下痢,吐き気など) が出たりする場合もあります。

どうすればよいでしょうか?

セロトニンを増やしましょう
セロトニンはトリプトファンから、セロトニンになります。必須アミノ酸の一種で体内では生成できません。ですから、食べ物から摂取しなければなりません。

セロトニンは、生体リズム・神経内分泌・睡眠・体温調節などの生理機能と、気分障害・統合失調症・薬物依存などの病態に関与しているほか、ドーパミンやノルアドレナリンなどの感情的な情報をコントロールし、精神を安定させる働きがあります。また、ホルモンとしても働き、消化器系や気分、睡眠覚醒周期、心血管系、痛みの認知、食欲などを制御しています。
食べ物で増やしましょう

①トリプトファン
基本的には食品中のタンパク質が多いほど多く含まれます。
したがって、肉、魚、豆、ナッツ、豆乳や乳製品などに豊富に含まれています。またチョコレート、バナナ、クルミ、ドリアン、マンゴー、ナツメヤシ、牛乳、ヨーグルト、カッテージチーズ、鶏肉、ゴマ、ヒマワリの種、ラッカセイなどに含まれます。

日中は脳内でセロトニンに変化します。夜は睡眠を促すメラトニンに変化します。

②ビタミンB6
トリプトファンだけではセロトニンは生成されません。ビタミンB6の力も必要です。セロトニン、ドーパミン、アドレナリン、ノルアドレナリン及びγ-アミノ酪酸(GABA)の5つの重要な神経伝達物質の生合成において役割を果たします。
青魚、鶏肉、バナナ、にんにく、しょうが、アボカド、ナッツなどに含まれます。

③炭水化物
トリプトファンを脳内に運んでくれる役割をします。
ご飯・パン・とうもろこし。ライ麦や全粒粉パン。

トリプトファン、ビタミンB6、炭水化物をバランスよく食べることが重要です。
セロトニンは日光を浴びると合成が促されるので、日差しを浴びながらのウォーキングなどの運動も心がけましょう。バランスのよい食生活をこころがけ、改善していきましょう。

重症かなと思ったら、病院へいくことです。

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